【2024年7月30日】オーガー先行掘削バイブロハンマー工法!
更新日:2024年07月30日
少年漫画の必殺技の様な、思わず声に出して読みたくなる言葉。
それが「オーガー先行掘削バイブロハンマー工法」
札幌市某所で事務所兼マンションの新築工事を行っていますが、その中で行っている山留工事の様子です。
山留工事とは、地盤を掘削する時に周りの地盤が崩れない様にして、建物が倒れてこない様に構造物を設置する工事です。この構造物を「山留め」と言い、山留壁と支保工によって構成されます。
この山留工事を施工するには様々な工法がありますが、その中の一つが「オーガー先行掘削バイブロハンマー工法」です。
アースオーガー(掘削ドリルや穴掘り機のこと)で地面を先に掘削し地面を緩めて、H鋼(H型の鉄骨鋼材)を打設しやすくします。
その後にクレーンやバックホウにつけたバイブロという機械を用いてH鋼を振動させることで、H鋼先端の摩擦係数を低減させて打設します。
注意点としては振動・騒音を伴う作業という事です。
ですので、現場の担当者は近隣住民の皆さんに事前に「何日の何時から何時にかけて音や振動が発生する事があります」というお知らせをします(工事現場に分かりやすく掲示したり、お知らせを配布したり)
また、しっかりと段取りをして作業が短時間で済むようにします。